半分が107歳まで生きる?

日本人を世界最長寿に押し上げた理由は戦後の衛生環境改善や国民皆保険、地理的条件、食事の優位性、日本人の気質など様々な要因があると思います。一方で、喫煙率が高く塩辛い食事でジョギング人口も少なく、人口過密でストレスと自殺が多く、大気汚染がひどく水道水には高濃度の塩素が入れられ薬を世界一消費する日本人がなぜ長生きなのか、海外の識者の間では不思議な現象と考えられています。2007年生まれの日本人の半分が107歳まで生きるという予測は実感とは離れたものです。確かに先進国の寿命は急速に伸びていて、一日生き延びるごとに5時間寿命が伸びるといった試算もあるほどです。我々が走っているハイウェイは恐ろしい勢いで工事が進んでいて、その終点は思わぬほど遠くにあるイメージです。しかし、寿命が伸びているのは日々肉体労働をする機会があり、世界が羨む長寿食に近い食事をしてきた戦中世代です。アメリカの食文化の洗礼を受けた沖縄が長寿県から一気に転落した例もあります。コンビニに行ってもスーパーに行っても外食店を見ても売られているのは死期を早める食品ばかりで、人は肥満し、働くことのストレスは相変わらずでうつや自殺も減りません。100歳まで生きる人が珍しくないのと同様に、50代で亡くなる人も少なくありません。半分が107歳まで生きるなら残りは何歳まで生きられるのか考えてしまいます。

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