製薬会社が決める医療

企業人でなくてもコストパフォマンスを気にします。しかし最も大切な健康に関しては、費用対効果に関心が払われません。生活習慣病は自らが生み出す自傷行為ですから生活を見直せば発症しません。リスクの高い生活習慣を放置したままCT検査などで被爆するのは費用対効果以前の問題です。必要なのは早く起きて、食事を減らし、運動するだけでどれもお金がかかりません。簡単に健康的な体を作れるのに、3ヶ月で50万円以上もするジムに通い健康を買おうとする日本人は某社の顧客だけで十数万人にのぼります。怪しげなサプリメントや健康食品も、大金を投じる価値があると信じ込ませる幻想が儲けの源泉です。癌や糖尿病など生活習慣病の主たる原因は糖質過多の食生活です。糖質を唯一のエネルギー源にする癌は糖質を断つことで成長しなくなり、他方正常細胞は脂肪酸から合成されるエネルギーを使うので問題は生じません。糖質制限を悪者にする人がいるのは、ドル箱の生活習慣病が簡単に治ってしまえば商売に不都合をきたすからです。大半の高血圧は治療の必要がないのに、巨大な降圧剤市場の力で基準値が見直されてきました。WHOの予算の7割は製薬会社の寄付とされ、医療系大学へも億単位の寄付がされていますから、われわれが信じている基準値や治療法の多くは製薬会社の御用学者が決めているはずです。

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