減らす幸せ

過剰なしには今の経済は成り立ちません。行き過ぎた物質中心主義はより広い家、より豪華な車、より美味しい食事、より新しい流行、より高い地位や名誉といったmore & moreの無分別な情欲を必要とします。足るを知らずさらに富むことを求める誘惑は経済の原動力ですが、一方で人の心を貶めると思います。会社を辞めてから通勤用のスーツも鞄も靴も不要になり減らす幸せを感じます。収入は減りましたが時間は増えました。340馬力の車を75馬力に換えてから車を操る喜びが増しました。70㎡の家から転居した34㎡の仮住まいは便利な上に掃除も楽です。340Lの冷蔵庫は170Lになり腐るものがなくなり過剰に買うこともありません。数万円したダイニングの椅子は2,000円のバランスボールに代わり体幹が強化され、3食から2食に減った食事で体重は78kgから58kgに減り、腰と膝から痛みは消え食事が美味しくなりました。医療費、燃料費、電気代、交通費、食費、交際費、税金とあらゆる経費が減り実質可処分所得と自由時間は増え、一方で失ったものは持つことによる厄介事とお腹の贅肉ぐらいです。

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