執着と愛着の境界

昨日は渋谷まで歩きました。街を歩くと執着を生み出すものばかりが目につきます。開店前のパン屋には行列ができ、松濤には豪壮な住宅が並び、そこには高級車も必要になります。執着を捨てることでしか人は幸せになれませんが、経済は執着を増殖させることでしか成長できません。こんまりメソッドや断捨離が世界に波及するのも、執着の生み出す際限ない欲が人を苦しめることに気づき始めたからです。執着と似たものに愛着があります。他との比較が可能なものが執着で自分なりの尺度を持てるものが愛着だと思います。同じ自動車でも長年持ち続けると愛着ですが、何年かで買い換えるなら執着でその境界は曖昧です。ブランドものとされる商品の多くは執着を生みますが、世界はよくできていて低価格なものほど執着を生まないで済みます。

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