エリート支配対平民主義

カルロス・ゴーンの再逮捕と保釈のニュースに接し、日本における教育のあり方を考えます。いまに始まったことではありませんが、全入時代の高等教育は学ぶ意味を奪い、知的探究心のない学生を量産します。他方で良い面もあり、それは教育の平等性です。カルロス・ゴーンが教育を受けたグランゼコールはエリート養成機関として高等教育を受けるに値する知的能力の有無を早い段階で厳しく選別し、国が丸抱えで育成します。遅咲きの知的能力をもった子供は切り捨てられ、最終学歴によって一生人に使われる仕事に甘んずると言います。エリート支配が政治の公正さを捻じ曲げているのが格差の拡がる米国や中国です。平民主義を歓迎する日本でカルロス・ゴーンが逮捕されたのは象徴的な出来事に思えます。

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