仕事に価値を生む移動

3年前に福島で旅館を買ったのは阿武隈源流のブナの森が住みたいと思える場所だったからです。昭和の時代は目ぼしい仕事は東京が中心で、終身雇用とセットで住宅を買い定年までに返済する人生を多くの人は疑いませんでした。これらの制約が外れ空き家率の急激な上昇が始まる令和の時代は、家を持たない住所不定の時代だと思います。多拠点コリビング(co-living)の定額宿泊サービスが増加し、働く場所と住む場所を変える人が増え、旅行と居住の境界が消えていくはずです。会社組織でもコミュニティでも、内部に長く留まると視野が狭くなり自分のことも見えなくなります。人類は長年移動しながら暮らしていたはずで、移動はコミュニティに多様性を与え、その視点が仕事に価値を生むと思います。

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