怪しげな民泊業界?

先週訪れた那覇では民泊や不動産の現状について話を聞きました。2020年の那覇空港の二本目の滑走路の完成やクルーズ船の増加を見越し、国際通りにも大型ホテルの建設が進んでいます。LCC空港が開港した宮古島や石垣島の不動産価格も上昇しています。他方で昨年6月15日に施行された住宅宿泊事業法により先月15日までに全国で受理された営業届1万3,660件に対して、すでに474件の廃業届が出され今年に入り増加傾向にあります。生き残りが難しく怪しげな人も目立つ民泊業界は、結局旅館業法の範疇に収斂していくイメージがあります。一方、生活機能の整うアパート型の宿泊施設は旅慣れた旅行者にとって利用価値が高く、2月に訪れたロンドンでもアパートの後に普通のホテルに泊まると、狭くて機能性の劣る客室の不便さばかりが目につきます。インバウンドの過半数を個人手配のFITが占め、日本人が途上国だと思っている人たちの旅行スタイルは、日本人よりむしろ洗練されています。民泊業界の負の側面が強調され、利便性の高い宿泊施設の整備が進まないのは残念です。

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