ワークライフバランスのいかがわしさ

昨日は銚子の企業に伺いました。海のそばに来ると細胞が元気になります。いつの時代も経営者の悩みの大部分は人の問題です。昨今その悩みが深刻化していると思います。人が採用できず人件費が高騰し、他方でスキルもモラールも低下しています。モチベーションをいかにして引き上げるかといった議論が盛んでしたが、従業員が統制によって動機付けられるのは、会社の夢と自分の夢を重ねることができた成長局面だけです。企業が将来に希望を持てない今日、雇用を前提にする限り自発的モチベーションは芽生えないと思います。多くの企業は命令統制によるC&C(Command & Control)型組織ですが、人が変わるのは本人が腑に落ちたときだけであり、C&Cの風土から主体性は生まれません。ワークライフバランスと言う言葉を好きになれないのは、ワークとライフの融合なしに幸せなキャリアなど存在しないからです。ワークとライフを対立概念として分離する経営の前提は間違った先入観だと思います。

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