100年の歴史の評価

昨日は新年の準備が進む明治神宮に寄りました。奇跡のような人工の森を歩いていると、何もピラミッドのような建築物ばかりが壮大な事業ではないと思います。建築としてのピラミッドは現代技術でも作ることが不可能とされるほど高精度で、現在も存在すること自体がミステリーです。他方で、この永遠の森を100年前に予測していた先人の叡智には都心に居ながら触れられ、それは未来につながって行きます。東京を好きになれないのは、世界最大級の人口を誇る都市が、制度化された管理社会そのものに見えるからです。森こそ人が本来居るべき場所であり、東京オリンピックに建物を間に合わせるばかりが都市開発ではないと思います。多くの人の善意により作られいまや自然化したこの森にいると、100年の歴史の評価に耐える都市の姿に思いが至ります。

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