企業理念を作る愚かさ

残り2週間となった2018年は企業不祥事が後を絶たない一年でした。世界が注目するゴーン・ショックは言うに及ばず、免震ダンパーなど大企業による性能データ改ざん、自動車の燃費測量データ改ざん、品質管理に関する不正、地方銀行による不正融資など、今や企業不祥事はニュースの価値さえありません。一連の不祥事に共通するのは意図して行われたことです。企業が平気で嘘をつく風潮は企業理念に起因すると思います。どの企業も立派な理念を掲げていますが、文章表現の美しさだけを競い実行する気概などなく大半は嘘です。企業理念を掲げられるほど立派な企業は本来一握りのはずですが、皆が企業理念を掲げる風潮はお互いの嘘を許す企業風土につながっていると思います。ありもしない企業理念を真面目に作る愚かさに疑問を持たないことが本当の恐ろしさです。

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