色あせないプロの仕事

窓口などで待たされることが嫌いです。待つ時間以上に、遅い仕事ぶりを見るのが不快です。いらいらさせる相手に共通するのは忙しそうに仕事をする人です。あせっているので間違えますし肝心なことが抜けています。無駄口を叩き無駄な作業が多く、早く動いているようで普通の倍ほどの時間がかかります。以前勤めていた米国系企業のセクレタリーはいつ行っても涼しげな顔で全く忙しそうに見えないのに、70名以上のコンサルタントと多忙なパートナーの秘書業務を一人でこなして定時に帰っていました。依頼ごとにはいやな顔ひとつせず的確に、かつ期待以上の成果で応えます。県の幹部が突然来社することになったとき、どこにも会議室がなかったのに、当時最先端だったプロジェクター8台が常備された会議室を予約してくれました。そんな離れ技がなぜ可能なのか聞いたら、小さい会議室を少し大きな会議室と交換して、それを何度か繰り返したそうです。20年ほど前のことなのに鮮やかな仕事ぶりは今でも思い出します。

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