企業も経営者もいらない社会

この四半世紀でもっとも影響力のあった経営者をあげるならカルロス・ゴーンは外せない存在でしょう。権力を掌握した人間が晩節を汚す愚行の歴史は繰り返されます。カルロス・ゴーンほどの実績がないサラリーマン経営者のさもしい行いも少なくありません。もうひとつの問題であるポストカリスマによる経営の混乱も歴史の証明するところです。現代の企業において一番不要なのは経営者かもしれません。ブロックチェーン技術とAIが普及する社会では、経営者はおろかゴーイングコンサーンとしての企業もいらなくなります。機能体としての組織は国防、警察、消防、救急などの行政組織と、社会インフラを支える重厚長大産業の一部だけで十分だと思います。組織運営における最大の脅威は、全体不合理な行いをする人間のエゴと、トップに気を使いすぎる過剰忖度のカルチャーです。組織の呪縛から解放されることで人間は本来の自分と自由を取り戻せると思います。

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