人を本気にさせない職場

二年ぶりに出たトレイルレースのダメージは大きく、丸二日が経っても足のむくみは引きません。普段はほとんど走ることがないのに、レースがスタートした途端に、あたかも誰かがぼくに乗り移ったように標高差600mほどの山道をそれなりのスピードで5回も駆け下りる代償は少なくありません。個人競技のトレイルレースは一人で考え判断するセルフマネジメント、セルフレスキューが基本です。趣味であれ仕事であれ本気で生きてこその人生だと思います。一方チームで行うことが多い仕事の場合、精神を蝕まれるような職場が目立つ現代、本気で取り組む対象にはならないのかもしれません。多くのサラリーマンはすでにできあがった儲けの仕組みの上でルーチンワークをするだけです。過労死やパワハラは看過できない問題ですが、コンプライアンスや時短にがんじがらめにされた組織は、人を本気にさせる場所ではないのかもしれません。

Translate »