トレッドミルから降りるとき

昨日は京橋、銀座、日比谷を歩き商業施設を見ました。立秋はとうに過ぎたと思えない、東南アジアを凌ぐ暑さです。ユニクロも含めて銀座界隈の人出が減少した印象です。東京オリンピックが決まったのは5年前の今頃ですが、それを契機にインバウンドブームが加熱し、年初から上がり始めた株価と連動して好況感が日本を支配してきました。しかし、世界最速の高齢化や人口減少、国民一人一千万円の借金という現実は消えません。その先に未来がないことを知りながら誰もが手をこまねく状況はいつか来た道です。勝算のない戦争を始めた指導者の多くは戦後も責任回避に終始してきました。戦後の人口増加で膨らんだ経済を維持するための錬金術もやがて終焉を迎えます。不毛な快楽のトレッドミルから降りて、多くのものを手放すときが来ていると思います。

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