賞金のないレースの価値

昨日は南アルプスの塩見岳(標高3,052m)に登りました。鳥倉林道から往復27km、累積標高1,984m、消費エネルギー1,579kcalのルートは、日本海から太平洋を目指す日本最長のトレイルランニングレースTJARのコースと重なります。数時間後にはTJARのトップランナーが通るはずの樹林帯を歩きながら、すでに200数十kmの北アルプス、中央アルプスを走破してきたランナーが、肉体と精神の限界の先で何を感じるのか想像します。南アルプスに入る頃には幻覚、幻聴に悩まされるといいます。賞金のないレースだからこそ人生を賭けるに値する内発的なモチベーションが生まれるのだと思います。帰路国道を車で走っているとき、TJARを四連覇し今年は前人未到の無補給走破を目指す望月選手と遭遇し写真を撮らせていただきました。この偉業の達成を願わずにいられません。

Translate »