わが身を振り返る終戦の日

写真は10年ほど前に訪れたペリリュー島です。アメリカ軍最強とうたわれた第1海兵師団と日本軍が死闘を繰り広げた絶海の孤島に立つと自分の弱さを恥じる気持ちになります。経済成長期に生まれ戦争など遠い過去の記憶だと思っていたぼくが戦争を身近に感じたのは二十歳のときです。自分が生まれるわずか20年前の1943年はニューギニア、ガダルカナル、キスカを失い、山本五十六大将が戦死し、学徒出陣があり、イタリアが降伏した年で、終戦まではまだ2年の月日がありました。誰もが戦争のない世界を望みます。多くの場合その力は政権批判に向けられます。しかし真の平和を求めるなら、誰かを悪者にするのではなく、自分も加担している欲にまみれた社会を足元から変える以外に方法がないと思います。

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