自分ができる貢献

衆議院議員選挙があわただしく終わりましたが、ぼくは政治が何かを変えてくれるとは思いません。社会を望ましい方向に向けるためのイシュー設定がない状態で、ショーと化した政治に注目が集まる状況は不自然だと思います。日本の課題のひとつは世界最速の高齢社会の到来と生産人口の減少でしょう。他方で先進国最低レベルの生産性改善という伸びしろがあります。

所得格差が大きい国では国民全体の健康状況が悪く暴力が蔓延する傾向にありますが、日本は所得格差が小さい国とされます。40兆を超えた医療費も対GDP比で見ればOECD加盟国では優秀な方です。国の借金が多いとはいえ世界最大の対外債権を持ち、国債に占める国外比率が低いなど、国の運営状況としては及第点だと思います。それは日本のおかれた地政学的な環境や国際情勢がもたらした幸運という側面もあるでしょう。

問題はいつも自分の内面にあると思います。目先の利益や便益を求める自分の内面の我欲こそが問題であり、広い意味での政治システムそのものが問題だと思います。

阿武隈源流の森で暮らし始めてますます政治への関心を失いました。もし世の中を変えたいのであれば、政治に期待するのではなく、まず自分が地域に対して何の貢献ができるかを一人ひとりが考えることが先であり、それが結果的に政治の世界を変えていくのだと思います。

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