
1カ月ぶりに八ヶ岳から東京に戻り、入手できなかった食材などを買いに行きました。今やどこにいても仕事ができAmazonも届きますが、人々が都市を離れないのは職場が首都圏に集中しているからです。学生の頃白馬でしばらくアルバイトをした後、新宿駅の人混みが怖くて歩けなかったことを思い出します。離れてみると人口過密な都市は、人体に負荷を与える場所ですが、一方で選択肢が広がり消費機会が増える魅力があります。しかし、魅力的な誘惑が増えるほど健康の維持は難しくなり、消費の多様さに魅力を感じない人間にとっては、都市に住む必然性は見出しにくくなります。何でも手に入ることが豊かさなのか、必要なものだけで満たされることが豊かさなのか、考えさせられます。八ヶ岳の麓はすでに秋の気配で、これから厳しい冬に向います。それでも人間らしい五感を磨くのは自然と調和した生き方だと思います。