サウナは統合医療


京都に来たのは日本初と言われるスッカマ(炭窯)に入浴するためですが、もう一つは八瀬のかまぶろを見るためです。京都や奈良には石風呂にゆかりのある場所がいくつかありますが、廃業してしまったような旅館の庭にある窯風呂は、内部が補強され今すぐにでも使えそうです。壬申の乱で大海人皇子が背に矢を受けた際に窯風呂に入って傷を癒したことから、ここを矢背(八瀬)というようになったという伝承があります。スッカマには2日通いましたが、一番の収穫はアカスリをしてくれた比較的年配の女性に、故郷の韓国で入ったスッカマの話を聞いたことで、ここでも比較的重篤な不治の病の治療に訪れる人が目立つそうです。娯楽やレジャーの色彩の強いサウナですが、歴史的にはより切実な使われ方をして来たはずで、むしろ今復活させるべきなのは代替医療を積極的に取り入れる統合医療の視点だと思います。

Translate »