権限移譲されたM&A戦略

コスパ志向の高い店舗で地域のスーパー勢力図を塗り替えるロピアが、近所に開店しました。スーパーバリューが数年で撤退した跡地ですが、駅から遠く、甲州街道と京王線により住宅地と分断される立地に、客を呼べる店などあるのかと思いましたが、今のところその予想を覆す賑わいです。自宅から最も近いスーパーはオーゼキの創業店舗ですが、仕入れ力が落ちたのか、買いたい商品がありません。開かずの踏切で名高い京王線を渡ってまで遠くのロピアに行きたいと思うのは、欲しいものが妥当な価格で売られるからです。精肉店のノウハウを進化させてチェーンとして拡張したロピアは、ホームセンターから食品に進出したスーパーバリューと提携し、青果の仕入れ力で知名度のあるアキダイを買収することにより、品質と安さを両立させているのでしょう。個人商店のように権限移譲されたM&A戦略が、消費者の共感を得ているように感じます。

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