唯一の幸せの指標

東京では桜の季節は終わりましたが、福島県では場所によってはまだ楽しむことができます。福島に限った話ではありませんが、自然豊かな場所で時間を過ごすと、花と新緑のこの季節はどこにいても幸せな気持ちになります。生命力を感じない都会では、自然がもたらす豊かさに代わる人工的な刺激を生み出すことによって、それこそが幸せの姿だと人々に信じ込ませることに成功しました。誰もが贅沢な暮らしに憧れますが、贅沢さはモアアンドモアの終わりのない執着を生み、幸せははかなく消え、満たされる日はいつまでもやって来ません。加えて消費者が支払うお金の価値は、限界効用低減の法則によって相対的に低下していきます。幸せを感じる時に分泌される神経伝達物質が、唯一の幸せの指標であるなら、幸せをお金で買わずとも、自然のなかに出かけるだけでいつでも幸せになることができるのでしょう。

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