豪華客船は鶏舎?

10年前に開業した那覇クルーズターミナルに連日豪華客船が入港します。中心街の年配欧米人比率が上がると、クルーズ船が来たことが分かります。木曜日に入港したRIVIERAは66,172トンで、昔で言えば戦艦大和の基準排水量より2,000トン重く、全長は20m短い239.3mあります。戦艦大和の乗員が3,323名に対して乗客1,250名、乗組員800名が乗れます。25万トンの客船が就航する時代にあっては決して大型船ではありませんが、16階建の巨体は街の遠くからでも見ることができます。伝統的な贅沢の典型だった客船クルーズは、一般消費者に手の届くアフォーダブル・ラグジュアリーになりました。価格を下げるために年々船体は巨大になり、定員数を毎年7%ずつ増やしてきました。夜は大海原で眠り、部屋から出ることなく、苦痛な移動をエクスペリエンス・バリューに変えるクルーズが人気なのは分かりますが、運動もさせずに食べさせ続ける鶏舎のように見えなくもありません。

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