効率性追求のレジャー

昨日は北八ヶ岳の北横岳に登りました。氷点下9.5度の登山口の駐車場は、ロープウェイの営業が始まる1時間半前から車で埋まります。ロープウェイの山頂駅までは60分で歩けますので、列に並ぶ気持ちが分かりません。人のいない山頂からは遠く白馬連峰の先まで見渡すことができる快晴です。最高のトレッキングだったのはここまでで、下山を始めるとすし詰めのロープウェイが送り込んできた大量のハイカーによって登山道は渋滞し、蟻の行列を待つ羽目になります。大半の人が待っていても礼も言わないところまでは許せても、狭いトレイルなのに、「どけ」とばかりに体当たりをしてくる無礼者もいて、それまでの幸せな気持ちなど吹き飛びます。晴天の三連休ですから文句も言えないのでしょうが、日本のレジャーが貧しいのは、連休などの特定のシーズンに大量に客をさばく供給者論理の効率性を追求して来たからでしょう。

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