愛情にあふれた思い出だけ

あと四半世紀は働くつもりなので、終活など縁起でもないと考えていましたが、父の遺品整理をしていると、残される人の負担を減らすのは最低限の務めだと思います。資産の一覧や戸籍、年金番号ぐらいは整理しておいて欲しかったと愚痴りたくなります。兄がいるのでたいした負担ではありませんが、慣れない仕事はストレスになります。妻には、延命措置、高額医療、一切の儀礼、墓不要、法に触れない範囲で簡単に、と話します。海外不動産をはじめ不良資産は手放しましたが、これから始める事業には換金が難しいものもあります。「今日が人生最後だとしたら」とスティーブ・ジョブズが語るように、死を意識することは行動を促す点で有益です。「死が近づく今、やっと理解したことがある。終わりを知らない富の追求は、人を歪ませてしまう。私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。」という彼の言葉が好きです。

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