自然と融合し人々が助け合う時代

昨日は栃木県の鹿沼で古民家を見てから、南会津町に行きました。目的は、先週伐採しようとした立木の重さで抜けなくなったチェーンソーの救出ですが、最近のレジャーは古民家を見ることと、藪を払い、雑木を切ることです。自然の地形のなかに置かれた古民家が専ら興味の対象で、街中に残る古民家にはそれほど関心がありません。自然に溶け込むように佇む住まいを見ていると、自然と共存して暮らしていた戦前の日本人の美的感覚に思いをはせることができます。暖かい昨日でも、朝の気温が0度まで下がる南会津に来ると、厳しい自然と対峙する経験を通じて、住まいが洗練されてきたと感じます。集落の中心に集会所があるのは、人々が助け合うことがなしに生き残ることができなかったからでしょう。都市という快適な人工環境により失われた、自然と融合し人々が助け合う時代が再び来るような気がします。

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