かつてビートたけしが時の小渕首相を「海の家のラーメン」すなわち、不味いと思って入ったら意外に美味しかったと評しました。増税派と目され受けが悪かった岸田首相ですが、20日に召集される臨時国会の所信表明演説で、ウーバー型のライドシェア導入の検討を表明することは国民に歓迎されそうです。岸田首相には期待をしていませんでしたが、国防や経済安全保障など大切な政治課題を着実に進め、強力なロビー活動により一種のタブーであるライドシェア問題に切り込む今回の意思決定は評価できます。名首相と呼ばれるかどうかは後世の判断に委ねられますが、その資格はあるかもしれません。何でも検討する「けんとうし」と揶揄もされましたが、黙ってなすべきことを実行する不言実行内閣とも言えそうです。岸田首相から学べる点は、人の意見を真摯に受け止め、なるべく敵を作らないことでしょう。