アマチュアスポーツ最後の砦

第二回大会以来、世紀を超えた慶應の優勝は、芸能界やスポーツ界を巻き込んだ社会現象となりました。決勝戦のチケットが転売サイトで30倍以上の値をつけたとされ、圧倒的な応援と言い、慶應関係者の結束力を見せつけられます。一方で判官贔屓の心情としては、仙台育英を応援したくなります。平日に4万人以上を動員でき、人々を結束させるコンテンツはスポーツしかありません。大一番にもかかわらず双方のチームには笑顔が見られ、気負いなく楽しんでいるような明るい表情が印象的です。不正や薬物汚染など、大学スポーツでフェアプレイの精神が失われた今、アマチュアスポーツ最後の砦が、甲子園なのかもしれません。産業化されたスポーツにおいては、アスリートのパフォーマンスよりも世間の注目や評判が重要だと考えられますが、スポーツの本質はアマチュア精神であるべきだと思います。

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