全てを手に入れ全てを失う

影の総理と言われ、政権中枢へ順調に登って来た木原誠二官房副長官の妻が、前夫の不審死事件の重要参考人として聴取を受けていたと、昨日発売の週刊文春が伝えます。将来の総理候補の妻が殺人に関与するなら国家の一大事です。不自然な捜査の幕引きが有力政治家への忖度なのか、本人が影響力を使って妻をかばったのか、いずれにしても事実なら法治国家を揺るがす事態です。財務官僚出身の首相最側近という絵に描いたエリートの転落は、岸田政権最大の危機と言えます。異世界に住む二人が夜の銀座で出会い、17年前の不審死事件が暴かれる奇異さは、サスペンス劇場顔負けの展開です。反社との写真が流出する三木谷氏といい、功成り名を遂げる人は、危ない世界に吸い寄せられるものかもしれません。その楽天のモバイル事業は先行きが見えず、全てを手に入れ全てを失う定めから、人は逃れることができないのでしょう。

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