正しく食べる

ウクライナ戦争の舞台はロシア国内に移った様相を呈しています。戦争の英雄とも言えるワグネルが、モスクワ200km地点まで攻め上ったことは、クレムリンへのドローン攻撃に続くプーチン政権の失点です。間違いないのは、ロシア経済を疲弊させるウクライナ戦争が、誤った情報によって始められたことです。長い独裁政権の末路が国を巻き添えにした自滅に向かうのは、独裁者が聞きたい情報しか上がらなくなるからです。しかし、聞きたい情報しか聞かないのはわれわれも同じで、その典型は食欲だと思います。大脳新皮質が作り上げた幻想に過ぎない空腹感に騙され、あるいは間違いと知りながらわれわれは日々過食を許します。その結果、多くの現代人は生活習慣病という自滅に向かいます。何世紀にも渡り人々に幻想を与えてきた物質主義の思考から覚醒する以外に、正しく食べる判断はできないのかもしれません。

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