今は一年のなかで最も日の出時刻が早い時期で、来週からは夜明けが遅くなり始めます。夏を目前にしたこの時期になると、昔のことを思い出します。先日北軽井沢に行った帰りも、雨上がりの夕暮れ時に窓を開けて走ると、この時期独特の気だるい風情が漂います。昔のユーミンをかけると思春期・青年期のやるせないような、どこか切ない複雑な感情が蘇り、自動車は青春へのタイムカプセルと言えそうです。10代から聞いているユーミンはなぜか年を取らず、人をトランス状態にして過去の若い時代に引き戻すシャーマンかもしれません。青春をリアルに感じることは過去にしがみつくように見えて、ハーバードのカウンター・クロックワイズ研究にあるように、自分をよりポジティブにして、肉体年齢を若返らせる効果があると思います。体が言うことをきかなくなるのは年のせいではなく、年を取ることに対する思い込みが原因なのでしょう。