神は細部に宿る

昨日はSAUN9NE(サウナイン) 東京北参道を見せてもらいました。サウナ施設が乱立するなかにあっても、大人っぽいセンスの良い空間はまだまだ足りないと思います。築50年の5階建てS造の2階部分50㎡を使うリノベーション物件は、アパレル企業の事務所兼倉庫だったビルをサウナにコンバージョンする離れ業です。概して日本のホテルは照明に無頓着で高級ホテルでも明る過ぎますが、自作を含む10wの白熱球の照明が秀逸で妖艶な風情が漂います。自家製のテーブルをリビングに使いながら、どこかパリのブティックホテルを想起させる空間は、デザイン性もさることながら落ち着いた居心地の良さです。ベッドスペース全体の床を上げることで、室内を見渡せる巧みな設計により開放感を感じます。障子を使ったサウナ室は明るく、チラーで5℃に設定された水風呂や夕刻が美しい外気浴スペースにも抜かりがありません。やはり、神は細部に宿るのでしょう。

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