1993年式のトヨタカローラがニュージーランドで今年の3月、200万kmを走ったという記事を見ると、トヨタの関係者でもなくとも誇らしげな気持ちになります。オリジナルのエンジンとトランスミッションで不具合もなく、地球を50周してしまうトヨタ車の耐久性も驚異的ながら、週平均5千 kmを走る今年72歳の新聞配達請負業者の男性にも驚かされます。ニュージーランドに渡る前は東京で働いていた7年落ち8万kmのステーションワゴンは、2000年に男性の元に来て、以来2週間ごとにメンテナンスを受けていたと言います。国土の広いオーストラリアなら数十万km走る車は普通で、だいぶ昔にレンタカーで同年式のカローラを借りたことがありますが、海外で乗る日本車の安心感は絶大です。火縄銃の時代から日本のモノづくりには定評があり、幕末には実物を見ないままに蒸気船まで作ってしまう器用さと実直さこそが、日本の生き残る道なのかもしれません。