グルメサイト「食べログ」に不当に評価を下げられ客足が減ったとして、焼き肉チェーンが6億円余りの損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁は優越的地位の濫用により不当な損害を与えたと認めました。この判決は自由な企業活動を認める経済的自由権に抵触し、むしろ風評被害で株価が暴落した㈱カカクコムの方が被害者だと思います。「食べログ」が有料クライアントに忖度して不当な介入をしたことなどもあるのかもしれませんが、仮にそうした事実があったとして、それは食べログが自らの信頼を落とすだけの自業自得です。チェーン店であることを理由にアルゴリズムを勝手に変えたとしてもそれが公平に適用される限り問題はなく、判決に影響を及ぼしたとされる公正取引委員会の見解が問題でしょう。総務大臣の発言が、ふるさと納税の返礼品現金化サービスをわずか2日で終了に追い込んだように、時代遅れの権威筋の感覚と介入が企業活動を阻害していると思います。