自分の能力を使う移動が旅の本質

アメリカなどに比べて道路インフラが見劣りする日本ですが、九州まで自動車で移動するメリットは少なくありません。何より公共交通機関のない場所に自由にアクセスでき、天候や時間の変更に柔軟に対応が可能です。ラブラドールと一緒に旅ができ、夜は犬小屋になります。自動車は移動する家でもあり、自宅を遠く離れてもそこは部屋の一部です。運ぶことを気にせずお土産を買うことができ、自宅にある家電品を積んで行けば湯治宿でも自宅同様の快適さが確保されます。自分の足ではないまでも長距離ランニングに近い感覚が得られ、往復3,200kmを走ると一種の達成感とともに移動を主体化できます。自動車の運転は左脳で判断し、右脳が車の動きをイメージする共同作業とされ、無意識に周囲を見渡し手足が勝手に動いて状況を予測しすべてを把握し、同時に集中しています。自分の能力を使い移動することは旅の本質なのかもしれません。

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