「山投資」が一部で注目されているようで経済ドキュメンタリー番組が取り上げ、山投資の本も売れています。評価額が低ければ山林を所有しても固定資産税がかからず、そこに電柱が立っていると電柱敷地料が毎年入ってきます。一本あたり年間2、300円ですが、土地の取得額が低い故の塵も積もればの投資法だと言います。福島の旅館の敷地でも年間25,500円の電柱敷地料がありますので、固定資産税がかからなければ理論的には投資として成立します。しかしこれは以前流行った「300万円で会社を買う」的な、嘘ではないが事実上ありもしない儲け話に見えます。偶然と運と固有の条件でたまたまうまく行った先駆者の話を、サラリーマンがサイドビジネス的に始められるかのような誤解を与える誘導は、この手の儲け話の常道です。儲け話を教える人などいないのに、稼ぐノウハウと勘違いする方に問題があるのでしょう。退職金や年金に頼るには長過ぎるリタイア後に備えたパラレルインカムは必要ですが、収入の多元化は自己流でしか得られないと思います。