帝国データバンクの景気動向調査によると旅館ホテルの先月の景気DIは3カ月連続で悪化し、2カ月連続で51業種中の最下位となりました。疫病騒動に加え、不穏な世界情勢や燃料価格の上昇、インフレ懸念など悪材料が多く、個人消費関連が下向いたかっこうです。観光依存の高い那覇では休業中の飲食店やホテルが多く、良い材料を見出すことが困難です。世界で同時多発的に起こっていることは事業戦略におけるシナリオ策定の重要性を認識させます。数年前の北海道や沖縄での不動産バブルは明らかに行き過ぎで、熱狂しているときは供給過剰に気づきません。どの業界にも相場が乱高下する一定周期のサイクルがあり、需要増加、相場上昇、供給過剰、相場下降を繰り返します。しかし、景気は循環し嵐が過ぎればまた春を謳歌できると楽観視しない方が良いのは、繰り返される自粛により消費のあり方が変化しているからです。市場環境の変化は危機とともにビジネス機会をもたらし、ホテルで言うならワンルームマンションとの業際に市場の萌芽を見出せるのでしょう。