朝晩の冷え込みが厳しくなりお風呂が心地よい季節になりました。一般には交感神経を刺激しない40度ぐらいのお湯に長めにつかることが推奨されますが、お風呂の効能はリラックスだけではありません。お風呂の機能は体への水圧をかけること、体温を上げること、体を浮遊させることの3つがあり、入り方を知れば遠くの温泉まで出掛けなくても自宅に居ながら高い効能を得ることができます。日本式の深い浴槽が優れているのは、水圧がかかるほど疲労物質がしぼられ老廃物を排出できることです。乳酸のような水溶性の疲労物質は静脈へ、脂溶性のものはリンパ管に流れ、静脈圧が高くなり腎臓を経由して排尿によりデトックスされ、同時にむくみも取れます。また、体温が上がると血流が改善し狭くなった毛細血管が元に戻り免疫力が向上し、体の表面に近い血管を浮遊するガン細胞は死滅します。さらにお湯に浮くと造血機能が向上して赤血球、白血球、リンパ球が活性化されます。温泉が大好きな日本人ですが、長寿の理由の一つとされる日常的に入るお風呂の効用は意外に軽視されていると思います。