お金を使うほど感受性は退化する?

昨日は山中湖に近い石割神社から日本二百名山の御正体山(1,681.6m)に登りました。大岩のミステリアスな御神体が鎮座する石割神社から往復16kmほどですが、前半はUTMFの、後半は道志村トレイルレースのコースとなる走れるルートのため、御正体山はぐんぐんと近づいてきます。古くから神の山として敬われてきた人影のない原生林のトレイルを往くのは、今の季節が最高に思えます。落ち葉のトレイルを走り抜けるのは最も手軽な気晴らしであり、気持ちがリセットされ、体調が良くなる最強のレジャーでしょう。自宅から一般道を使っても1時間半ほどで到達できる比較的近所の山域は、暑い季節には避けたい反面、これからの季節がいわばトップシーズンです。公共交通機関ほどのお金もかからないレジャーは思い立って出かけることができ、帰宅後半日を有効に使えます。半日常のレジャーには、わざわざ時間とお金を使って遠くまで行きたいと思わない魅力があります。それは少食により家の食事が美味しくなると外食の必要を感じないのに似ています。レジャーやグルメにお金を使うほど、むしろ感受性は退化するのかもしれません。

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