一日一食生活が定着し、妻も二食になった結果ゴミの量が減りました。食べる量と廃棄量は比例するようで週二回の可燃ゴミにこれまでは45Lの袋がときには閉められないほどのゴミを捨てていましたが、今は3分の1程に減り袋を小さくしました。食べないことで物欲にも歯止めがかかりものを買わなくなりました。少食により健康でいられるだけで幸せを感じ、ものが欲しくなくなります。欲は満たされない何かを埋め合わせるための代償行為であり、不健康な心と体は際限なく欲を増殖させ人を苦しめます。欲の始まりが生存欲求であるために食欲の解放は長年正当化されてきました。しかし、食べるという行為には常習性があり、抑制が効かなくなり、有害物質を蓄積するリスクが高まり、さらに深刻なのは消化に酵素を奪われることで代謝を阻害することです。生き延びるための術を身につけた完璧なはずの人体は、生存本能というソフトのバグ、すなわち心の暴走と噛み合わないために不完全な性格を帯び、快楽と惰性の生活習慣を拒むことが難しくなります。少食という免罪符の利点は、食べる行為から一切の罪悪感を消し去ってくれることだと想います。