睡眠負債の効用

医療は人を病人に仕立て上げることで成り立っている側面があると思います。高血圧の基準値を下げれば降圧剤を売れますし、医者の数とガンなどの死者数が比例して上昇しているのを見ると早期発見が本当に正しいことなのかは疑うべきでしょう。一日三食規則正しく食べることは、少なくとも更年期を過ぎた人にとっては弊害の方が大きい気がします。人類史の多くの時間を飢餓とともに暮らしたことを考えると、食事を減らすほど健康実感が改善していくことには納得が行きます。同様に睡眠にまつわる常識も疑った方が良いと思います。人類史から見れば夜間に安眠できるようになったのは比較的最近のことで、短時間しか眠らないことを前提に体が最適化されている可能性があります。眠りは疲れを取り、体のメンテナンスをしますが、体を修復する成長ホルモンが大量に分泌されるのは最初のノンレム睡眠のときであり、重要なのは最初の睡眠深度です。巷で言われるような7時間睡眠にこだわるより、短眠で適度の睡眠負債があった方が数分とかからず寝落ちして短時間であってもぐっすり眠れます。重要なのは量より質の問題であることは食べることも眠ることも同じだと思います。

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