野田氏が出馬した自民党の総裁選ですが、選挙を競馬にたとえるのは言い得て妙です。野党の危機感をよそに盛り上がるレースは先行岸田、本命が河野なら、ネトウヨのアイドルと揶揄され泡沫候補扱いされてきた高市は差し馬でしょう。一般国民は蚊帳の外とは言え、国家観を持つ政治家こそが望ましく、軽々しく言説を変える人は信用できません。真贋を見抜く力が必要なのは、誰もが関心を持つ健康や幸福についても同じです。両者に共通することは、ノウハウとして語られることには真実がないことだと思います。幸福で重視されるのは各々が感じる主観的な幸福であり、それを無理やり型に当てはめ、こうすれば幸福になれる、健康になれると論じる説は信用できません。条件付きのノウハウに真実はなく、現代的な輝きをまとっていてもそれらは虚像であって、健康も幸福も昔から語り継がれて来たこと以上でも以下でもないと思います。幸福なら身の丈にあった生活で日常を真面目に生きることであり、健康なら腹八分目だけで十分でしょう。身の丈を超えた執着を克服したときに本質を見る目が培われると思います。