フィアットが車検から帰ってきました。代車を借りておいて文句を言ってはいけないのですが、日本車の操作系は人間工学とは程遠い世界にあると思います。一見便利な液晶モニターは要らない機能満載で操作には慣れが必要で、一度だって快適だったためしがないオートエアコン、運転中は使わないはずの目的地設定ボタンが一番手元でエアコンボタンが最も遠いところにある間抜けなスイッチの配置、メーターパネルから独立して視線を移さないといけない位置の時計は太陽光で全く見えません。一方、フィアットの無骨な昔ながらのダイヤル式の空調スイッチは目をつぶっていても直感的に操作できます。瞬時に時間がわかるアナログ時計が今でも好まれるように、人間に適した操作系はデジタルよりアナログだと思います。人間がAIに勝てるのはアナログ脳と呼ばれる右脳ですが、フィアットはアナログ脳的な車であることに愛着がわきます。良い車の条件は愛着があり執着がないことだと思います。最小セグメントでこれより下がないフィアットはある意味突き抜けていて執着の対象になりません。