儲かれば何でも良い?

コロナ関連の給付金をだまし取ったとして経産省のキャリア官僚2人が逮捕されました。ペーパーカンパニーを使い虚偽の申請により家賃支援給付金550万円をだまし取った疑いがもたれます。2人が同級生という高校の想像はつきますが、勉強ができても人としての正しさを失えば無意味です。千代田区の一等地にあるマンションに住み高級外車に乗る不相応な生活が不正受給の発覚につながったと伝えられます。この事件は一連のコロナ詐欺で芋づる式に捕まった氷山の一角で、自分たちが作った制度を悪用する粗暴ぶりは組織犯罪を疑いたくなります。付加価値生産を高めることと楽に儲けることは違いますが、昨今の組織人の言動を見るとこの違いが曖昧になっていると感じます。本業で儲けるか営業外で儲けるかの違いは、後者を突き詰めると儲かれば何でも良いことになります。日本経済の司令塔を果たす経産省キャリアがこの程度なら、金儲けこそが善であり、楽して儲ける発想が省内に蔓延している可能性もあり、空恐ろしさを覚えます。小利口に立ち回る組織人の軽薄さが踏み外してはいけないルールを超えて日本社会をだめにしたのでしょう。

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