快感がわれわれを支配している

夜中に夢を見ることは少なくなったのですが、今朝は激しい地震の揺れで目が覚めました。夢は自分の心理状態を示し、地震の夢は吉兆でもあり不吉な兆候でもあると言います。見る夢には一部実在の人物が出る(今朝の夢では会社)ためにそれが夢だとは気づかず引き込まれます。全くストーリーに脈略のない夢もあれば、かなり現実に近く自分の知らなかった真実が明かされることもあります。夢は過去の体験をつなぎあわせるので支離滅裂でも体験したことのあるものが登場し既視感があります。レム睡眠時脳が覚醒して海馬が過去の記憶を整理する際に見る映像が夢であり、いやなことを忘れる効果がありアユルヴェーダでは心や脳の浄化作用と考え、忘れれば過去はなかったことになります。夢には良い面もありますが、他方で脳が作り出す幻想のリアリティの高さに夢から覚めるたびに身がすくみます。あらゆる中毒は人を夢見心地にし脳だけが満足して体を蝕む状態です。食事であれ娯楽であれ脳の感じる幸福感はストレスやつらいことを忘れさせてくれる反面、報酬回路が刺激されドーパミンが異常分泌して作り出す快感がわれわれを支配しているのでしょう。

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