住む場所が幸せを決める

ビーチで泳ぐ人のいる那覇から肌寒い東京に戻ると花粉症も戻ってきます。それでも最悪期の一週間を東京から離れるだけで身体の負担は軽減されます。人体は内外のリズムに支配される存在で、息を吐き吸い、目を覚まし眠り、月の満ち欠けや季節の移り変わりが身体にリズムを与えます。季節の変わり目は気温変化で自律神経が乱れ免疫力が低下し風邪を引きますが、それによって身体は季節に適応する準備をします。日照時間が短く太陽の照度の低い冬時間から体内時計をリセットするために、南北に長い日本では移動により季節の変化を計画的に調整することができると思います。日本列島の多くが位置する北緯30度以上では冬の間に季節性情動障害を起こす可能性がありますが、北緯24度から28度の南北約400kmの島しょから構成される沖縄ではこうしたリスクを回避できます。本土と東南アジアの中間に位置する亜熱帯海洋性気候の地理的特性は精神衛生的に好ましく、住む場所を選べる自由こそ幸せに生きる第一歩なのかもしれません。

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