コーヒーやチョコレートの健康効果が喧伝されて久しいですが、にわかに言われ始めた健康習慣は真偽の定かでないものが少なくありません。納豆が優れた食品であることは間違いなくても、付いてくるタレを使うと健康効果は帳消しになりそうです。膝の痛みにはコンドロイチン、疲労回復にはタウリンといった刷り込まれた知識も浪費の原因です。医者の言うことを信じる日本では一生治らないと思い込み自ら生涯顧客になりますが、これらの迷信も度々覆されます。ワイドショーが垂れ流す健康情報は嘘が多過ぎて放送が禁じられるようになりましたが、起床後すぐにお湯を飲むなど一見理にかなった習慣も適切とは限りません。体調を崩すと藁をも掴む気持ちになりますが、特効薬かのような誤解を意図的に与えるメディアは確信犯です。断食や運動習慣は現代人に必要ですが、状況によっては体調を崩す危険をはらんでいます。日本が世界最大の薬消費国なのは体を機械のようにみなし自然治癒力を信じないからでしょう。人体に一般法則はあてはまらず、自分の体が発する声に耳を傾け自分なりの方法で健康を維持するしかないと思います。