週休6日で十分?

厚生労働省が9日発表した2020年の毎月勤労統計調査によると、基本給や残業代などを合わせた1人当たりの現金給与総額が2年連続減少し、残業代に当たる所定外給与が12.1%減りリーマン・ショック以来の減少幅になりました。残業代どころか仕事が蒸発する飲食業は産業の成り立ちそのものを見直す局面にあります。2020年は強制的なリモートワークが国家的に推進されたことで、昔なら言い出しにくかったワーケーションなど本音の働き方を主張する雰囲気が生まれました。さらに発展して仕事が自己実現につながるならいくら働いても気にはなりませんし、組織のルールに縛られず仕事に専念できる環境なら週休3日どころか一部の職種は週に1日も働けば十分でしょう。使っても使わなくても減っていく時間は保存することができない最も貴重な資源ですが、18世紀の労働者を想定した硬直化した労働概念は時間をお金に変える発想が時間を失う恐怖を生みます。仕事が立身出世の手段ではなく終わりなき自己実現となれば、成長に向かう根源的モチベーションが生じお金と時間のトレードオフが解消されるのでしょう。

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