年末年始に溜め込んだ未消化物と老廃物を燃焼させるために断食中の週末は西岳に登りました。正月の食べ続ける生活は、高速道路を走り続けるとスピード感覚が失われるのと同じで食欲は鈍感になり過剰に食べるようになります。断食後に普段よりはるかに少ない量で満たされるのは脳が正常な感覚を取り戻し敏感で繊細な本来の食欲に戻るからだと思います。断食は害の少ない手軽な体内浄化の方法ですが、あくまでも受動的なものです。これに中強度の運動を加えると浄化は能動的なものになり効果を増します。不摂生の体から4、5kg体重を落とすだけなら2日もあれば十分で、早起きと温かい布団から抜け出すちょっとした覚悟だけで早朝の無類の清々しさも手に入れることができます。いくつもの鹿の群れが静寂な森を渡っていき4頭の親子が興味有り気にこちらの様子を伺っています。大型動物を間近で頻繁に見られるのはこの季節だけでしょう。登山口で氷点下10度と冷え込む朝は、体を暖めるまでに600mほど高度を上げる必要があり、この頃にはトレイルを雪が覆い始め心まで浄化してくれます。