最も人気のない家事は炊事でしょう。それは食事を堅苦しいものにして自分でハードルを上げているからだと思います。育ち盛りの子供がいるお母さんは大変ですが、自分のための自炊なら気楽です。最も効果的な手抜きは食事の回数を減らすことで、一日三食の思い込みを捨てお腹が空いたら食べるようにするだけです。歴史的には二食時代が長く、さらに遡れば数日に一度食べられるかという時代もあったはずです。空腹を待って食べると一日1.5食程度に落ち着き、食事を作る手間は半減し肥満とも無縁で健康になります。一日30品目食べようなどと考えず一汁一菜なら味噌汁を作り置きして漬物でもあればあとはご飯を炊くだけです。一人のときは、まず一品作って食べてお腹が空けばさらに一品作る受注生産方式、つまり途中で止めるフルコースみたいなもので、2、3品食べると「もういいか」という気になり食べ過ぎを防げます。料理が最初から並ぶと食べてしまうのが人情です。料理の基準は冷蔵庫を開けてから3分位内の手間で作れること、美味しくかつ飽きないこと、運動をするために必要な栄養を摂れることで、視点を変えると料理は五感を磨き、感性を研ぎ澄ます創造的な活動になります。