感染症は謎に満ちたミステリーから始まります。インフルエンザは渡り鳥を宿主としてその腸内にあるウィルスが突然変異により人への感染性を獲得したものとされます。どのウィルスも長期に渡る生存を続けるために何らかの生物内にとどまる必要があり、本当は宿主を殺したくないはずです。ウィルスが人間を殺すわけではなく免疫の過剰反応によりサイトカインが放出されることがインフルエンザ感染重症化の原因です。国立感染症研究所が新型コロナウイルスの分離に成功し治療薬などの開発が期待されますが、むしろ重要なのは自身の体調かもしれません。ワクチンやペニシリンが伝染病や感染症に著しい効果を発揮したために近代医学は薬物療法を信奉しますが、ウィルスは絶えず形を変えるのでワクチンの効果を疑問視する意見は根強くあります。ウィルスを攻撃するNK細胞は交感神経が緊張した状態だと働かなくなり、前向きで明るいタイプの人はインフルエンザウィルスに感染しにくいと結論する研究もあります。インフルエンザが自然治癒することは常識になりつつあり、マスクを買い占めるよりも栄養を摂りリラックスして質の高い睡眠をとることの方が有効だと思います。